PCオーディオの世界では、CDのリッピングと取り込んだCDの再生は、別のソフトで行うのが特徴です。
大変、申し訳ないのですが、僕は、MacのPCを持っていないので、今回、紹介するソフトは、全てWindows対応です。
リッピングソフト
リッピング、再生ソフトに限らず、最も気にしなければならないものの一つに、ファイル形式があります。
CD-ROMは、データをそのままパソコンに取り込むことができますが、音楽CDが出始めた頃は、パソコンが個人に普及しておらず、今日のようにパソコンを利用して、音楽を聴くなんて、とてもとても考えられていなかったため、音楽CDの規格では、その音楽データを、そのままパソコンに取り込むことができません。
ちなみに、CDプレーヤーは、音楽CDの音楽データを、そのまま読み込むことができます。
このファイル形式は、非常に重要な事柄なのですが、この記事では割愛します。
またの機会に記事にできればと考えています。
ただ、一言だけ述べておきますと、それぞれの楽曲にアーティスト名、アルバム名等々をタグ付けしたいのなら、非圧縮のWAV形式では、特別な場合以外、無理で、Windowsを、お使いの場合、音質までにこだわり、通常のステレオでも、音を鳴らしたく、ネットワークオーディオを念頭に置いてるオーディオ・ファンにとっては、FLAC形式が最適であることを、覚えておいてください。
リッピングソフトに具体的な必要な条件
- CD取り込み時にインターネットからアーティスト情報等を取得して登録できること。
- リッピング用ソフトにWAV形式またはAIFF形式などの非圧縮(無圧縮)以外に変換する機能があること。
Exact Audio Copy
ダウンロード先:Exact Audio Copy
このExact Audio CopyでFLAC形式に変換するには、別途ソフトウェア(プラグイン)を使う必要があります。
dBpoweramp CD Ripper
ダウンロード先:dBpoweramp CD Ripper
最初の21日は無料トライアルできるようです。
dBpoweramp CD Ripperを使うメリット
音質面は、人様々なので、タグに関して
- 音楽タグ・データの提供が統一されている。
- 音楽タグ・データが提供されないCDアルバムは、ほとんどない。
音楽タグ・データの提供が統一されている。
EXACT AUDIO COPYでは、外国人アーティストの場合、カタカナ表記で提示される場合と英語表記で提供される場合が、混在していたのですが、dBpoweramp CD Ripperの場合、松田 聖子、大滝 詠一となっても、音楽タグデータは統一されているようです。
音楽タグ・データが提供されないCDアルバムは、ほとんどない。
ほとんどのアルバムCDの音楽データが提示され、今まで6千アーティストくらい、アルバム数にすればもっとのCDをリッピングしているが、音楽タグ・データがなかったのは、わずかに5枚も満たないでしょう。
PCオーディオで音楽ライブラリを構築する際、音楽タグというのは、非常に重要です。
<dBpoweramp CD Ripperの使用感想>
まだ、コンポを組んで本格的にPCオーディオを始めておらず、もっぱらPCを中心に聴いているので、音の違いは解りませんが、このdBpoweramp CD Ripperの最大の特徴は、音楽タグ、つまりアーティスト名、アルバム名、曲名などの正確さと豊富さにあります。
Exact Audio Copyでは音楽データが、出て来ないことはよくあるのと対照的です。
タグ情報を紐付ける観点から、Windows環境では、有償版($38)のdBpoweramp CD Ripperを利用するのがベストでしょう。
(参照サイト)
製品インプレッション LINN SEKRIT DS-I Part2-アバック | ホームシアターとオーディオ・ビジュアルの専門店
「dbpoweramp」の導入法等が掲載されています。
LINN JAPAN |DS その魅力を語ろうVol.02
dBpoweramp によるリッピングの設定のやり方、Exact Audio Copy (EAC) によるリッピングの設定のやり方が詳細に書かれています。
その他、ネットワーク・オーディオを始めるに当たって知っておいた方がいいことが、沢山、掲載されています。
(参照)
リッピングとは、何かとか、各種ソフトの設定方法は、また、別の機会に記事にできればと思います。
幾つかのPCオーディオ雑誌で紹介されているリッピング・ソフトは以上ですが、気になる再生ソフトがあれば、ご自分で検索してみてください。
ソフトにもよりますが、だいたいは、その設定方法が日本語で出てくると思います。
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はじめまして、ジャイアンと申します。
私はMacユーザーなので、逆にWindows環境のことは分からないのですが、双方の環境に共通して言えるリッピングの際の注意点に、リッピングに使用する光学ドライブの品質、また可能ならば光学ドライブに供給する電源の品質にもこだわるべきだと、実体験から感じています。
光学ドライブのピックアップで行うCDからのデータ抽出作業は、非常に繊細でアナログなプロセスです。
非常に繊細な作業であるために、データの読み取りエラーという問題が必ずつきまといます。
もちろん優秀なリッピングソフトは、読み取りエラー部分に対して何度も読み取りを試みるという機能が付いています。
しかし、品質のよろしくない光学ドライブでは、この機能を存分に活かすことができないのを経験で知りました。
私のリッピング環境も、決して最良というわけではありません。まだまだ試したい事が、リッピングのハード面だけでも幾つかあります。
現在、リッピングソフトにはKORG社のAudioGateを使用。DSFに書き出し、そこからAIFF、FLACなど、目的に応じたファイル形式に変換するようにしています。リッピングに時間のかかるソフトですが、かけただけはある音質になっていると感じています。
ジャイアンさん。
初めまして。
これからも、宜しくお願いします。
このブログは、PCオーディオに関して、多くのアクセスを頂いています。
しかしながら、僕のこのブログではPCオーディオのイロハ、ノウハウに関して、多くの事柄が欠落しています。
自身がなにがしかを調べている最中に備忘メモとして記事にするのは、そう難しくないのですが、新たに書き起こすとなると、ネットワークを通じて多くのブログを運営している僕にとってより大きいパワー又はモチベーションが必要となってきます。
ジャイアンさんのご指摘のように、幾ら良いリッピング・ソフトを利用しても、入力側の光学ドライブがボロければ何もなりません。
僕は、雑誌を参考に、読み取り精度の良いプロも御用達の光学ドライブ(そう高くはありません。)を購入しようと思ったのですが、既に、何故か、そのメーカーは、その光学ドライブ及びバージョンアップ版も含めて、販売しないことを宣言しており、僅かに残った在庫は、業者によって、新商品自体より、大幅にばか高い値段が付けられていました。
仕方がないので、映画も好きな僕は、読み取り精度に定評のあるパイオニア製品のBDドライブを、随分前に購入致しました。
また、幾ら良い音でリッピングできたとしても出力側も関わってきます。
ウィンドウズでは、再生ソフトによって如実に音が異なります。
PCのみで聴くか、他のオーディオ製品で聴きたいか。
これも関わってきますが、僕は雑誌等で良く紹介されているメーカーの5万円程度のPC用のスピーカーを購入致しております。
何を持って”良い音”とするか、人様々ですが、少なくともRock、Jazz、簡略するとクラシック以外は僕にとって、それでもう十分です。
僕が、記事を簡単に書き進められない大きな理由の一つとして、昨年より利用しだしたWordPressでの煩雑さがあります。
言い訳ばかり、申しておりますが、読者の皆さんには、雑誌等で知識を広げて貰えればと思っています。
ともかく、このブログに足りていない分をご指摘いただいたジャイアンさんには、とても感謝しております。
ありがとうございました。
wonderful publish, very informative. I pondfer why the other experts
of thbis sector don’t notice this. You should continue your writing.
I am confident, you have a huge readers’ base
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thank you.
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