佐野元春
といえば、僕が現在進行形で最も長く聴いたミュージシャンです。
佐野元春
との出会いはＦＭをエアチェックしてた中学時代、「アンジェリーナ」だったかと思います。
初めて聴いた時、日本にこんなポップな曲があったのかと軽いカルチャーショックを受けました。
８０年代「Cafe Bohemia」の頃、一時佐野元春
のブームがありましたが、昔から聴いてた者としては、なんか変な感じでした。“そのアルバムよりこっちのアルバムの方がイイのに”とひそかに思っていたりもしました。
そんな佐野元春のＭｙ Ｂｅｓｔ１は、佐野元春
的ベストアルバムの「No Damage」です。
No Damage
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どこが、佐野元春的かと申しますと、これは別にヒットシングルを集めたアルバムではなく、それまでのアルバム未収録曲を含めた曲をコンセプトアルバムのように仕上げたアルバムです。非常によく仕上がっています。
アメリカに渡って「VISITORS」で佐野元春
が大きく変革する前の「Someday」を中心とした曲が聴けます。
この頃の歌詞の”ストリートの天使たち”などのフレーズは中村あゆみや渡辺美里に影響を与えたようです。
ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
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２位は、「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」です。
このアルバムは、エルビス・コステロのバックバンドを務めるジ・アトラクションズを迎えて作成されたアルバムです。
非常にキャッチーな曲が収録されています。
歌詞も面白いです。佐野元春は、ランボーなどの詩を読み、それを歌詞を書くときに参考しているそうですが、ランボーをよく知りませんが一番それが出ている曲なのではないでしょうか？
素敵な歌詞と素敵な楽曲が出会えた幸運のアルバムです。
３位以降は２位までと大きな差があります。
この「BACK TO THE STREET」は佐野元春
のデビュー作で、若さとエネルギッシュで満ち溢れています。
佐野元春の８０年代のシングルを集めた２枚組みです。
アルバムに収められていない「Yang Bloods」などの名曲も収められており、この時期の佐野元春
の充実振りがうかがえます。
巷で最もカラオケで歌われる「SOMEDAY」が収録されたアルバムですが、僕は「SOMEDAY」よりも「Rock&Roll Night」や「バナチンファクトリー」の方気に入っています。
僕が、コンサートに行ったのが、佐野元春が最初で最後でした。
大阪城ホールで見ました。僕が、高校時代の話です。
ゲストは、伊藤銀次でした。
ラストに会場から「Yang Bloods」に乗せて、白くてでかい風船が、沢山、浮かべられていたのを印象に残っています。
今では、佐野元春
を聴かなくなりましたが、佐野元春にとってニール・ヤング
が自分が戻っていく原点のようなものなら、僕にとって、佐野元春
は、僕が立ち戻る原点だ。
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